顔の歪みの解剖学②(筋肉編:表情筋) - 顔の歪み矯正専門店 リビサージュ

顔の歪みの解剖学②(筋肉編:表情筋)

顔の歪みの解剖学②(筋肉編:表情筋) 顔の解剖学/運動学
リビサージュ代表 宮内翔
リビサージュ代表 宮内翔

福岡市の『顔の歪み矯正専門店リビサージュ』代表の宮内翔です!

今回は

顔の歪みの解剖学②(筋肉編:表情筋

について解説していきます。

前回の骨編を見てない方はこちら↓

顔の筋肉と顔の歪みの関連性は非常に高く

筋肉のバランス(柔軟性・筋力)が崩れることで

・顎の歪み

・口角の左右差

・目の位置の左右差

など顔の歪みの原因となってしまいます。

今回は顔の歪みと関連性のある筋肉(表情筋)をご紹介していきます。

(次回:咀嚼筋・舌骨筋群・頚部筋群)

表情筋

表情筋とは?体の筋肉との決定的違い

表情筋って顔の筋肉だよね?それなら鍛えれば鍛えるほど顔に張りが出るんじゃない?

リビサージュ代表 宮内
リビサージュ代表 宮内

顔の筋肉ではあるけど、身体の筋肉とは決定的に違う部分があるんだよ。

う〜ん、、、サイズとか??

リビサージュ代表 宮内
リビサージュ代表 宮内

付着する場所が違うんだよ。いわゆる皮筋と言われるね

皮・・・筋???

表情筋と身体の筋肉で決定的に異なる点は

付着部

です。

通常、身体の筋肉は

骨から関節を跨いで骨に付着

します。

しかし顔の筋肉は

骨から関節を跨がず皮膚に付着

もしくは

皮膚から皮膚に付着

します。

そのような理由から

皮筋

と呼ばれるのです。

画像引用:スカルプターのための美術解剖学2

なるほどね。でも鍛えれば筋肥大するんじゃないの?

リビサージュ代表 宮内
リビサージュ代表 宮内

顔の過剰なトレーニングは皮膚にストレスを与えてしまうんだ。

確かに顔の筋肉も鍛える必要はありますし、筋力が低下すると顔の弛みやシワの原因にもなります。

顔の歪みを矯正して治すにも顔トレ必要です。

しかし顔の筋肉を過剰に鍛えることは

皮膚を強く引っ張られることでストレスを与えてしまい、

返って皮膚を伸ばされたるみ・しわの原因にもなりのです。

そのような理由から

顔の過剰な筋力トレーニングは好ましくありません

では次は表情筋を細かく解説していきます。

頭蓋骨上面の筋肉

こちらは前頭筋・後頭筋と2つの筋肉で構成されます。

そしてこの2つは

筋膜で繋がっており筋肉自体はおでこ部分と後頭部

にしかありません。

その間の頭頂部は帽状腱膜という膜で繋がれております。

画像引用:スカルプターのための美術解剖学2

前頭筋は主に眉を引き上げ後頭筋は頭皮を後ろに下げます

顔の歪みとの関連性

片側の前頭筋が緊張が高いと眉毛は必然的に片側が上がってしまい、

目の位置・眉の位置の左右差

へとつながる可能性があります。

画像引用:スカルプターのための美術解剖学2

またこの筋肉が常に緊張しているとおでこしわの原因にもなります。

目・鼻の表情筋

眉間にシワを作る筋肉

皺眉筋

鼻根筋

眉毛下制筋

こちらの筋肉は眉を下げたり眉間に皺を作る筋肉です。

この筋肉を過剰に使ってしまう人は眉間部に常に力が入っており

眉間の皺を形成しやすくなります。

目を大きく開く筋肉

上眼瞼挙筋

こちらは目を開く筋肉です。

最近は若い人でも眼瞼下垂でお悩みの方も多いですが、

比較的多いのはこの上眼瞼挙筋の筋力低下で瞼が下がってしまう

偽眼瞼下垂

といわれます。

顔の歪みとの関連として、

筋力に左右差がある場合は当然

左右で目の開き具合

が変わってきます。

また

このようなタイプの人は目を開けようとすると先ほど紹介した

前頭筋

を使って目を開こうとしてしまいます

そうなるとおでこの皺の原因にもなります。

目を閉じる筋肉(涙袋を作る筋肉)

眼輪筋

 眼輪筋と顔の歪み
画像引用:スカルプターのための美術解剖学2

そして目の周りで有名な筋肉が

眼輪筋

ですね。

Youtubeなどでもよく取り上げられていますこの筋肉ですが

役割は目を閉じる

ことです。

この眼輪筋が発達している人は

目の下にある

涙袋

が浮かんできます。

眼輪筋と涙袋

反対に筋力が低下している人は

目の下のクマ

を形成しやすい印象です。

また顔の歪みとの関連としては

目のサイズや開き具合

に左右差を生み出すこともあります。

鼻を広げる筋肉

上唇鼻翼挙筋・鼻筋(鼻翼部)・鼻孔開大筋・鼻中隔下制筋

画像引用:スカルプターのための美術解剖学2

小鼻を狭める筋肉

鼻筋(横部) 小鼻孔圧迫筋

口の表情筋

口周りの筋肉は多数存在し、

偏った使い方となってしまうと

顔にハッキリ出てしまいます。

(口がぽかんとする人、口をへの字にする人、口角が上がっている・下がっている人、左右で口角の高さが違う人、など)

表情と口の筋肉

主な口周りの筋肉

・上唇挙筋
・小頬骨筋
・大頬骨筋
・口角挙筋
・頬筋
・口輪筋
・笑筋
・広頚筋
・口角下制筋(こうかくかせいきん)
・下唇下制筋(かしんかせいきん)
・オトガイ筋

画像引用:スカルプターのための美術解剖学2

口を突き出す(キス顔)筋肉

口輪筋

口を窄める(突き出す)または中にしまい込む役割もあります。

口輪筋と顔の歪み

口をへの字にする・口角を下げる筋肉

口角下制筋・広頚筋・オトガイ筋

役割:口角を下げる・下唇を下げる

→オトガイ筋が働くと口唇中央は上がる

広頚筋

役割:口をいの字で下に下げる(寒い時に震える時など

口角を上げる筋肉

口角を上げる筋肉

大頬骨筋

斜め45度に上げる最も鍛えたい筋肉(綺麗な笑顔)

小頬骨筋

口唇上部を上に上げる(笑顔の時にも機能する)

口角挙筋

口唇をキュッと上に上げる

上唇挙筋

上唇を上に上げる

笑筋

口角を左右に開く筋肉

今後内容は少し追加しますが、では今回は以上です。

また

本気でどうにかしたい!!

という人はぜひ1度ご来店頂けたらと思います(^^)

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