目が小さくなった原因と改善方法|理学療法士が教える目を大きく見せるセルフトレーニング - 顔の美容リハビリ研究所(福岡店)

目が小さくなった原因と改善方法|理学療法士が教える目を大きく見せるセルフトレーニング

目が小さくなった原因と改善方法 〜目を大きく見せるセルフトレーニング〜 シワ・たるみ関連

「昔より目が小さく見える」「まぶたが重たくなってきた」「眼瞼下垂かな、、、」
そんなお悩みを感じたことはありませんか?

目の印象は顔全体の若々しさや明るさに直結します。
この記事では、理学療法士の視点から『目が小さく見える理由』「目が小さくなる原因」とその改善アプローチについて、わかりやすく解説します。

目が小さく見える理由とは?


まず知っておいてほしいのは、

「眼球自体のサイズ」には基本的に個体差はほとんどない

ということです。


つまり目が小さく「見える」かどうかは、周囲の組織の問題が大きく占めると言うことになります。

目のサイズは個人差は少ない

眼球自体はには個人差は少ない

①上まぶたの重たさ

上まぶたが「スッキリ見えるか」「重たく見えるか」は、以下のような要因により変化します。

・皮膚の厚み
・皮下脂肪の量
・眼窩脂肪の突出
・浮腫(むくみ)
・皮膚のたるみ
・眉の位置(骨格や前頭筋の影響)
・二重幅(広さや非対称)

筋力低下(眼球の露出量の低下)

これらが原因となり、

目元が「眠たそう」「たるんで見える」印象になりやすくなります。

そしてここで気になるのが

自分でも治せる箇所

ですよね。

治せる箇所と解消方法はを簡単に下にまとめました。

皮下脂肪:ダイエット

浮腫み:栄養バランス、定期的な運動、姿勢、睡眠

(病気による浮腫を除いてます)

筋力低下(眼球の露出量の低下):顔面筋の適切な筋出力/柔軟性の改善、姿勢

今回は取り上げませんが、ダイエットや適切な栄養バランス・適度な運動・睡眠などでも部分的には改善できると言うことですね。

②骨格的な特徴

骨格も目の印象に大きな影響を与えます。

眼窩(がんか)の開口部が大きく、奥行きが深いと立体的で大きな目に見えやすい

眉骨の発達があると、まぶたに陰影が生まれ、目がはっきりと際立つ

東洋人は比較的平坦な顔立ちの傾向があり、立体感が乏しく見えやすい

人種により頭蓋骨の形状

参考文献:https://www.semanticscholar.org/paper/Comparison-of-Head-and-Face-Anthropometric-Between-Ran-Zhang/34a59b3432bc79a1cb0fcfc5eb4debc763f33833

また「顔面高比」が関係することもあり、上中顔面が短く、眼裂(まぶたの開き)が広い人は、相対的に目が大きく見える傾向があります。

③メイクやまつ毛の影響

当然ながら、アイメイクやまつ毛の上がり方によって目の印象は大きく変化します。
しかし今回は、ノーメイクの状態でも“目が開いて見える”根本的な体の仕組みに焦点を当てます。

メイクで異なる目のサイズ

目が小さくなる主な原因3選

① 表情筋・眼周囲筋のアンバランス

目を大きく開ける筋肉である上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)の機能低下があると、目は開きにくくなります。

目を大きく開く上眼瞼挙筋

機能低下を引き起こす理由はいくつかありますが、スマホ姿勢などの生活習慣によっても引き起こされます。

この筋肉は「動眼神経(第3脳神経)」によってコントロールされます。

そして目玉を動かす外眼筋(視線を上下左右に動かす筋)も同様に動眼神経に支配されています。(詳細は割愛)

動眼神経支配:上眼瞼挙筋(目を開く)、外眼筋(眼球を動かす)

そのためスマホやパソコンなどで目を酷使しすぎると、

外眼筋が過緊張状態となります。

その結果、動眼神経の機能にも影響を及ぼし、同じ動眼神経支配でもある上眼瞼挙筋の働きにも悪影響が出てしまうのです。

その他にも下記のような過緊張・筋力低下によっても生じます。

目の大きさと顔面筋の関連(上眼瞼挙筋・眼輪筋など)

② 不良姿勢(特に頭部前方位姿勢)

いわゆる「ストレートネック」や「猫背」のような姿勢は、

重力・筋伸長力(下部に引っ張られる力)

が働きやすくなり、顔の皮膚などの組織が下方向に引かれやすくなるため、目の開きにも影響します。

実際に試して欲しいのですが

背中を丸めて頭を前に突き出しながら目を大きく開ける

と体をまっすぐにしているときよりも、開けづらく感じると思います。

1つの理由として、頭が前に出ると上位頚椎は伸展位となることで頭部がやや上を向きます。

そして目線を合わせるために、眼球が下を向きやすく(=持続的な眼球下転位)なります。

不良姿勢と目のたるみ・サイズの関連


目線が下に向くと、下直筋が緊張状態となり、その結果まぶたを開ける動きは阻害されやすくなります。

また、全体的に顔の筋肉や皮膚も下方向に引かれ、「重たく見える顔つき」になりがちです。

③ 加齢による変化

年齢を重ねるとともに以下のような変化が目元に起きます:

・上まぶたのたるみ・皮膚の伸び

・眼窩脂肪の下垂

・骨の萎縮(特に眼窩縁や頬骨)

・筋力や腱の変性

これらが複合的に「まぶたの開きにくさ」や「目が小さく見える状態」を招くのです。

加齢によるまぶたのたるみ

目の開きをセルフチェック

まずは自分の目が正しく開くか?をチェックしてみましょう。

簡単なチェック方法をご紹介します。

①鏡を持って目を大きく開ける

※眉毛が動かないように

②この時眼球が全て見えるか?を確認する

目の大きさ・眼瞼下垂簡易チェック


より正確な評価を知りたい方は
MRD1(Margin Reflex Distance 1)・2、開瞼筋力評価(Levator Function)
などを調べてみてください。

目を大きく見せるための改善方法(セルフトレーニング)

ここでは目を大きく見せるための3つのトレーニングをご紹介します。

※下記インスタグラムにて動画付きで解説しております。


おわりに|“開く目”をつくるには、顔だけ見てもダメ。


目が小さく見える原因には、筋肉・神経・骨格・姿勢など多くの要素が絡み合っています。

理学療法士としての視点からお伝えしたいのは、「顔だけ」ではなく「体全体」から目の開きを変えることができるという事実です。

現在はSNSを中心にこのような投稿を行なっております。

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ではまたお会いしましょう!

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